一茎一果へのこだわり

マスクメロンの特徴は、なんといっても「ひとつの茎にひとつの果実」のみを栽培するということ。茎になっている実のなかからたったひとつを選び、その一果に全ての栄養を注ぎ込むことで、濃厚な甘さの最高級メロンが生まれます。

静岡マスクメロンはすべてガラス温室のハウス栽培で行われます。すべて南向きにつくられており、光の透過性の良いガラス温室の中でメロンはたっぷりと太陽光を浴びて成長します。メロンは気温によって味が多いに違ってくるため、温室内では厳重に温度、湿度管理が最新のコンピューター技術によって行われています。

厳しい管理の元で、丹誠込めてメロンを育てます

マスクメロンは地上から30 ㎝離れた土の上で育成されます。 隔離ベッドとうい棚をつかって栽培することで、水質管理がしやすくなり土壌における感染や障害などにも耐えることができます。さらに、水量を一定にすることで糖度が安定しやすく、水っぽくないメロンをつくることができます。

1.メロンの栽培期間は大体100日間隔程度で行われます。苗を植えてから2つの苗を接木します。
2.一週間ほど経って接木が完了したら、隔離ベッドへ定植の準備をします。
3.花が咲いたらミツバチを放し受粉させます。
4.子メロンがひとつの茎に3個できたら、1個だけ残してそこに全栄養をを注いで育てます。
5.そして約100～120日で収穫！長期間心を込めて手入れすることで、最高品質のメロンが完成します。

厳しい糖度検査と等級

出荷をしても、マスクメロンは集荷場にて厳しく糖度検査と等級審査があります。等級審査を経ることでマスクメロンの価格も決まっていき、一番最高ランクである「富士」は、約1000 個に1 個ともいわれます。等級の基準はメロンの網目の綺麗さと、糖度によって決まります。 等級が上がれば上がるほど、もちろんお値段をそれなりになってまいりますが、当店では山をメインに白も取り扱っております。どちらもとても濃厚で甘く、ファンが多いメロンとなっております！糖度は13度程度。他との違いはなんといっても香りと食感！トロトロ食感の果肉からは芳醇な香りが広がります。